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クノップフの『見捨てられた街』とブルージユが繋がった [めちやくちやに]

ベルギーの象徴派のフィルナン・クノップフと画家の画集を小柳玲子さんが出版しているが、この「見捨てられた街」という絵は「死の街」というタイトルであったこともあった。この絵でいちばんはっとしたの人が街に誰も居ないということもあったが、台座の上に立っていた銅像もなくなり、海が静かにおしよせてきて、ただただ
静かになっていくということだったと思う。こんな絵をだいぶ若い頃見て、ほんとに怖かったのだ。今はこんなものを見てもそれ程怖くはなくなったように思える。なぜなら、死でさえ、現代は静かではなくなったように思えるからである。もしかしたら、死はもっとにぎやかななもので、少しも美しくもないかもしれないからである。どうしてか、私たちは死の静けささえ失ってしまったかも知れないからである。たまには過去のことも確認してみるのもいいかもしれない。
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松田聖子「ブルージュの鐘」 [めちやくちやに]



ブルージュとは橋のこと、ローマ時代からの名前、BRUGGEだそうです。中世からの古い町で「屋根のない美術館」ともいわれる。いまは世界遺産になっていて、観光化しているらしい。



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中村安希『インパラの朝』 図書館の貸し出し36人目 [めちやくちやに]

 図書館の貸し出し36人目でようやく借りてきました。噂に違えず、すばらしい本でした。648日もかけて、ユーラシア、アフリカを横切った記録です。お金がなく、すこし病気で窓から眺める風景はよわよわしい木が一本だけで、たまらない暑さだけでは新しい詩を書こうにもなかなか書けないだろうと思っていたら、頭の後ろをがーんとなぐられたような衝撃でした。たった一日で読みあげました。特にアフリカがよかった。

 「一面に広がる草原に、わらの家が建っていて、小さな村の子供たちがレールの周りに集まってきた。礼儀正しい子供たちはレールに沿ってきれいに並び、順番に自分の名前を言って私と握手してくれた。エチオピアの子供たちは、列車の中の幼児から村で出会った子供まで、世界で見てきた子供たちとは決定的に何かが違って、あまりにも情緒が安定していた。熱気に蒸せる鉄の車内で十数時間揺られても、泣き出す子供はいなかった。喧嘩をしたり、悪さをしたり、騒ぎだす子もいなかった。好奇心や感情は内面のみに存在し、自制の利いた態度の枠をはみ出したりしないのだ。子供たちは平均的に声を上げて笑わなかった、ただそよ風のようなやさしい笑みと澄み切った瞳で私を見ていた。太陽は除々に高度を下げて、地平線に着地すると、そのままみるみるしずんでいった。村には電気や水道はなく日没と共に闇がきた。ランプやロウソクゃ焚火といった灯りのもととなるものがそこには一つもなかったからだ。列車の床や線路の脇に乗客たちは横たわり、長くて暗い夜に備えた。私はビニール敷物とシュラフを引っ張り出してきて、草の大地にそれを並べた。船上、港、ジブチのプラットホームーー夜のアルハマを
出港してからの野宿はその日で四日目だったが、その日の夜空は雲に覆われ、月明かり
さえも届かなかった。私の周りの闇の中には、少年たちの白い歯と輝く両目が見えていて、彼らがそこにいることをおぼろげながら確認できた。その反対に、少年たちには私の姿がはっきりと見えているらしかった。彼らの名前を一つずつ私は順に呼んでみた。
少年たちは「イエス」と返し、私の指をそっと握った。暗闇の中のすべての物が少年たちには見えているのだ。私のカバンが倒れると、誰かがすぐ元に戻した。メガネの置き場を忘れると、誰かが私に手渡した。少年たちは、私の頬ゃ髪の毛にそっと触れ、「ビューティフル」と呟いた。私は右手をゆっくり伸ばし、少年の顔に手を触れた。柔らかく滑らかな肌だった。私は彼にこう言った。
『君はもっと美しいね。』と。
 何もないということがある種の芸術性を持ち、ゆとりに満ちた子供の動作が心の琴線に静かに触れた。」
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できるかできないかやってみよう [めちやくちやに]

http://keymac2.jugem.jp/


ここには、1500以上の世界の国々の風景が詰まっています。私はまだ30ぐらいしかみてません。
オランダの大きなアパートから海をながめ面白いなあと思いました。オランダは今にも海に沈みそうでありながら、世界一斬新なデザインの国であり、高級野菜を栽培して世界中に売っているなかなかたくましい国だとおもいます。
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思わぬところでタルコフスキーとペルトが繋がった [めちやくちやに]



ソビエトの70年は終わり、全体主義の地獄は終わったが、芸術は決して貧しいものではなかったのだ
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ソラリスの考える海は地球の冬の朝のことを考える [めちやくちやに]

男と女のことを考える、ふーんというふうに不思議そうに考える

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角田光代について  「世の中変わった」 [めちやくちやに]

「世の中変わった」とよく言われるが、一体どこが変わったのかよくわからない。とにかく誰もが生きにくくなったという。若い人も年老いた人も誰ともわからず、そういうのを聞いてから、ずいぶん時間がたったように思える。こういう現象を詩に書くのは大変
難しいと思う。ところが最近、この作家の小説を読んで、私は度肝をぬかれてしまった。
ここ2ヶ月ばかりは、角田光代という1967
年生まれのこの若い小説家の本を夢中になって読み、そして圧倒されました。
どこがどうということができないのですが、やはりすばらしい。つまり、小説を
読んで、少しすると、「あっ、これ、わたしのことだわー」と思ってしまうの
です。そして、登場人物が困難な立場に追い詰められると、もう怖くで読んで
いられないような気持ちになるのです。つまり、この頃世の中変わったねと思うような生き方をしている人達が次々と出てきて、困難なめに遭うのです。
たとえば、商店街、ショッピングモール、新興宗教、主に東南アジアへの旅行、
結婚して子育てをしながら再就職すること、旅行から帰って来るとどうするか、
子どもの受験地獄、女が子どもを産むことと産まないこと、結婚することとしないこと、カードで借金することの地獄、高校のころから現在までどう生きてきたか?そういうことを次から次へ書いているので、何十冊も図書館から借りてきて読むことができます。そして、わたしはただただ感心して読みました。
つまり、この作家は大変現実的なのです。そして、少し退屈なくらいの世の中にいきている私たちを描くのです。ひどく平凡な人々がでてきて、少しも偉く
も魅力的でもないのです。でも、この偉くも魅力的でもない人々の物語を読み
終えると誰もが一生懸命生きていることに感動するのです。全くすごいですね。
でも、こういうことは詩に書きにくいのですが。
      
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何回も何回も読みました「朗読者」何回も見ました「The Reader」 [めちやくちやに]






 この物語がどうして、こんなに心を揺さぶられるのか、私は2000年に「朗読者」という8刷目の本を読みました。何回も読み、はじめの恋愛の文章は大変わかりやすいので、私たちの詩のグループAUBEで読もうと思ったのです。「罪と罰」ほどではありませんが、私の好きな小説の十のゆびの入ると思ったからです。それにAUBEはそれこそ朗読者たちのグループだったからです。私はドイツ語版の本も買いました。
しかし、ドイツ語版の朗読テープはなかったのです。でも、英語の本と英語版のテープ
はあったのです。いまでも、それをわたしは持っています。でも、その後、すぐ安く
パウル・ツェランの詩人本人が読んでいる録音テープを見つけたのです。それでそちら
を聞いたり読んだり評論を読んだりし始めたのです。それは大きな大きな私たちの収穫でした。
 それで、私はこの本のことをすっかり忘れていました。しかし、さすがにドイツの悲劇について、世界中の人が感じたり、考えたりしているものですから、この本はたちまちベストセラーになり、そして皆が心をゆさぶられていったのです。私の今度の大きな発見は
2000年と2009年では私の年齢が違っているので、主人公のHannahやMichaelとおなじように年をとったので、恋愛だけでなく、人間の罪や悲しみや戦争について
考えさせられることが多かったです。おどろいたことにこの作者ベルンハルト・シュリンクは1944年生まれで、私より三つも年したでした。少し通俗的ですけれど、現れるべくして現れた小説だと思いました。何よりも、直接戦争には行かなかったのに、ナチズムという大変重いもののをもろにかぶった世代だったのです。例え心に重く、恐らく
ユダヤ人もドイツ人も全世界の人々がどんなにこころに重くのしかかっていたとしても、単純に思想的にだけこの問題を処理するだけでは、いろいろな世代の人達にこうは
うまく伝わらなかったでしょう。しかし、恋愛というひとの一生に直接深くかかわり
あう出来事から、掘り起こしたため、映画をみたり、本を読んだりする人が抜き差しならぬところまでひきづられてしまうのです。
私はもう半月もこの本を読んで、少しおかしくなったりしました。

 アドルノの「アウシュビッツの後、詩を書くことができるか?」にパウル・ツェラン
も、小説ですが、ベルハルド・シュリンクも必死に答えていると思います。特にこの本はニュンベルグ裁判以後、1963.12~1965.8まで初めてドイツ人がドイツ人を裁く裁判
が行われたそのことを小説にしているので、何かみにつまされるのです。ハンナは裁判
長に「あなたならどうしますか?」と叫ぶのです。あの悲痛な声は全世界のひとにひびいたと思います。つづく
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judi denchの「真夏の夜の夢」 [めちやくちやに]



TITANIA
[Awaking] What angel wakes me from my flowery bed?

BOTTOM
[Sings]
The finch, the sparrow and the lark,
The plain-song cuckoo gray,
Whose note full many a man doth mark,
And dares not answer nay;--
for, indeed, who would set his wit to so foolish
a bird? who would give a bird the lie, though he cry
'cuckoo' never so?

TITANIA
I pray thee, gentle mortal, sing again:
Mine ear is much enamour'd of thy note;
So is mine eye enthralled to thy shape;
And thy fair virtue's force perforce doth move me
On the first view to say, to swear, I love thee.

BOTTOM
Methinks, mistress, you should have little reason
for that: and yet, to say the truth, reason and
love keep little company together now-a-days; the
more the pity that some honest neighbours will not
make them friends. Nay, I can gleek upon occasion.

TITANIA
Thou art as wise as thou art beautiful.

BOTTOM
Not so, neither: but if I had wit enough to get out
of this wood, I have enough to serve mine own turn.

TITANIA
Out of this wood do not desire to go:
Thou shalt remain here, whether thou wilt or no.
I am a spirit of no common rate;
The summer still doth tend upon my state;
And I do love thee: therefore, go with me;
I'll give thee fairies to attend on thee,
And they shall fetch thee jewels from the deep,
And sing while thou on pressed flowers dost sleep;
And I will purge thy mortal grossness so
That thou shalt like an airy spirit go.
Peaseblossom! Cobweb! Moth! and Mustardseed!

Enter PEASEBLOSSOM, COBWEB, MOTH, and MUSTARDSEED

PEASEBLOSSOM
Ready.

COBWEB
And I.

MOTH
And I.

MUSTARDSEED
And I.

ALL
Where shall we go?

TITANIA
Be kind and courteous to this gentleman;
Hop in his walks and gambol in his eyes;
Feed him with apricocks and dewberries,
With purple grapes, green figs, and mulberries;
The honey-bags steal from the humble-bees,
And for night-tapers crop their waxen thighs
And light them at the fiery glow-worm's eyes,
To have my love to bed and to arise;
And pluck the wings from Painted butterflies
To fan the moonbeams from his sleeping eyes:
Nod to him, elves, and do him courtesies.

PEASEBLOSSOM
Hail, mortal!

COBWEB
Hail!

MOTH
Hail!

MUSTARDSEED
Hail!

BOTTOM
I cry your worship's mercy, heartily: I beseech your
worship's name.

COBWEB
Cobweb.

BOTTOM
I shall desire you of more acquaintance, good Master
Cobweb: if I cut my finger, I shall make bold with
you. Your name, honest gentleman?

PEASEBLOSSOM
Peaseblossom.

BOTTOM
I pray you, commend me to Mistress Squash, your
mother, and to Master Peascod, your father. Good
Master Peaseblossom, I shall desire you of more
acquaintance too. Your name, I beseech you, sir?

MUSTARDSEED
Mustardseed.

BOTTOM
Good Master Mustardseed, I know your patience well:
that same cowardly, giant-like ox-beef hath
devoured many a gentleman of your house: I promise
you your kindred had made my eyes water ere now. I
desire your more acquaintance, good Master
Mustardseed.

TITANIA
Come, wait upon him; lead him to my bower.
The moon methinks looks with a watery eye;
And when she weeps, weeps every little flower,
Lamenting some enforced chastity.
Tie up my love's tongue bring him silently.













Here comes my messenger.
How now, mad spirit!
What night-rule now about this haunted grove?
小田島雄志訳
タイターニア
花のベッドから呼び覚ますのはどんな天使?
ボトム
鷽に雀に揚げヒパリ、
同じ調子のカッコドリ、
カッコウ悪いと鳴くけれど、
寝とられ亭主声もなし。
そりゃまあ、あんな阿呆な鳥と阿呆ぶりをくらべたってしょうがないやな。いくら「寝とられ亭主はカッコ
悪い」と鳴かれたって、鳥にむかって取り違えるなと言うわけにはいかん。
タイテーニア 
ねえ、やさしいお人、もう一度歌って。
私の耳はあなたの歌にすっかり聞き惚れてしまい、
私の目はあなたの姿にすっかり見とれてしまった。
あなたの美しさを一目見て私の心はどうしようもなく
うちあけ、言わずにはいられない、あなたを愛するとる
ボトム
いえね、奥さん、理性があればそうおっしゃる理由はあんまりないと思うがね。が、まあ、
正直な話、理性と愛とはこのごろあんまり仲がよくないらしい、まったく残念なことだ、だれか
正直者が仲直りをさせないのは。まあ、あたしだって時と場合によっちゃあ洒落た台詞の一つぐらいは
言えるんでね。
タイテーニア
あなたは美しいだけでなく賢くもあるのね。
ボトム
いや、とんでもない。が、この森から脱け出すぐらいの知恵がありゃあ、あたしの用には
まだまにあうだが。
タイテーニア
この森から脱け出すなんて考えないで、いいわね。
なんておっしゃろうとここに引き止めますからね。
私はこう見えても卑しからぬ身分の妖精です、いつでも夏が私にかしずいてくれているのです、
その私が愛するのです、だから私のそばにいつまでもいらして、
妖精たちにお世話させるわ、いつでも。
海の底から真珠をとってこさせるわ、
花のベッドでおやすみになるときは歌わせるわ、
そして私はあなたの死すべき肉体を清めて、
空気の精のようにしてあげるは、この手で。
 豆の花、蜘蛛の糸、蛾の羽根、芥子の種!
豆の花
はい、ご用は?
蜘蛛の糸
        ご用は?
蛾の羽根
             ご用は?
芥子の種           ご用は?

一同                  なんでしょう?
タイテーニア
このかたに失礼のないようにお仕えしてね。
このかたの行く先々で楽しく踊ってね。
お食事にはさしあげておくれ、アンズにスグリの実に、
紫のブドウに緑のイチジク、それから桑の実に、
熊ん蜂の巣から密をとってきて添えるように。
枕もとのあかりには、







まず、どうしてここにたどりついたか、をいいますと、ケイト・ウインズレットの演技のことを考えいたわけです。映画はだんだん演劇に近づいているのではないかと思ったわけです。映画は今までアクション
を主体としてきたわけですが、つまり時間だったわけですが、どんなことがあっても映画が終われば
お終いだったのです。でも、ここに来て何か飽きたらなくなってきて、映画が終わってもまだ続いている
余韻というか存在というか、そういうものをもとめるようになってきたような気がします。ウインズレットは
私の好きなエマ・トンプソンの監督、主演女優の「いつか晴れた日に」(ジェーン・オースティン原作)に次女
として出演しているわけです。そして、アイリス・マードックのことを夫の人が書いた本を映画化した「アイリス」の若い頃の女優として出演しているわけです。そして、ついにジュディ・デンチにぶち当たったわけです。あの「007」のはじめ悪党のテンチ、それから部長の偉くなったデンチ、そして、「ビクトリア女王」
のデンチ、そして「アイリス」のアルツハイマーになった作家アイリス・マードックを演じたデンチ、そして
全くしらなかった本場のシェクススピァ劇場の真夏の夜の夢にでてくるタイターニァがとうとう登場した
わけです。なんてきれいな女のひとなんでしょう。映画が演劇に近づいていることを予感しました。日本
ではそのことを感じている女優は宮崎あおいさんでないかと思います。イギリスのデンチ、トンプソン、
ウインズレットの系列はすごいと思います。
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